2014年12月18日木曜日

PRODESK3Dとりあえずメモ


本体について

・ファームウェアはREPRAP/marlin V1

・ノズルは径0.5mmのT0(PLAミキシング),T1(PVA用)一体移動。(3mmの六角レンチねじでエクストルーダーに別々に取り付けてあるので相互のレベル調整は可能)

・ノズル温度はpromodel側でT0は220℃PLA推奨190℃、T1は185℃まで。ABSにはまだ未対応。
 (ターミナルからM104,M109を直に打ち込めば超えるが、怖いので未検証)

・ベッド温度はpromodel側で70℃までのガラス製。推奨60℃でPLAの食いつきは良い。
 (PVAが滑りまくってモジャるのでBuildTakとかPVA洗濯のりでなんとか出来ないか検証予定)

・ベッドレベル調整はpromodel側のボタンで自動確認。してない場合はプリント開始時にもやってくれる。電源入れたら必ずやった方がいい。
 (やらずにベッドをZ移動させると変な位置に行く。調整せずに下げたら限界超えて下がろうとしてスクリューがちょっと曲がったorz)

・ミキシングヘッダのかき混ぜは180℃超えると自動でON。この温度、ABSだと折れる?

・Z方向の精度は25μなので綺麗に見える(初3Dプリンターなので比較してないけど)。XYは動作自体はg-code座標に正確っぽいけど、スライサー次第?ノズル径による?吐出量で調整できる?FDM共通なのかもだけど、熱に溶かされたり余分なフィラメントがかかったりで上部の突出構造は側面より難しそう。

・フィラメントのカートリッジは認証などは無く、ただ巻いたのを入れてあるだけなので、無くなったら別の1.75mmフィラメントを入れてやることも出来そう。

・フィラメントの送り出しはギアからヘッドまでチューブで保護されてるので途中で折れる心配はなさそう。但し、モーター回転の制御だけで計測はしてないので、空回りは検出できずにプリント続行される。リトラクト時に戻す設定でやったら凄くうるさかった&空回り発生。そもそもミキシングヘッダ内に溶けたフィラメントが残ってるから戻すのは意味ない?

・T1のT0とのXY相対距離は内部で処理してるみたいなのでスライサ側で設定は不要ぽい。
 (PVA使った出力がまだ成功してないので未確定)

・ ミキシングヘッダの容量は不明だけどかなり量あるみたいで、プリント終了時の色と違う色で出力開始するときは残ってるのを押し出すのに時間がかかる。(余裕出来たら測ってみます)
 また、ヘッダ内のフィラメントが常に垂れ流しになってラピッドムーブ時の糸引きが出力された部分に結構かかってる感じがする。他のFDMのヘッダだとどうなのだろう?

・カードリーダーは無し。接続・制御はUSBのみ。

・電源コ-ドは海外製なのでアースありの3芯。2芯への変換プラグは付属してない。


promodel3D(付属ソフト)について

・スライサーはskeinforgeとslic3rを選択出来て、各々のlow(100μ)、normal(50μ)、high(25μ)の設定ファイルとスライサーが付属。どっちもpromodel内で変更出来る項目は限られているが、インストール直下のslic3r-profilesかskeinforge_application/profiles/extrusionに追加してやれば独自設定も追加出来る。また、スライサーから直に作成したg-codeの読み込みも可能。デフォルトだとセンター位置がskeinforge110,120、slic3r115,120になってるので貼り合わせするなら合わせないとずれる。

・読み込んだstlに対しては移動と回転(45°固定)とセンタリングのみ操作可。モデルビューは回転のみで拡大縮小は出来ない。保存も出来るがstlもg-codeも何故か壊れる(ウチの環境だけかも?)

・ 本体のコントロールはベッド・エクストルーダ移動、温度設定、フィラメント送り出し、フィラメントギアモーターoffによる手動送り出し、Z方向のベッドとヘッダのギャップ設定など全て出来る(当たり前か)。また、ターミナルも付属しているので送られたコマンドとエコーの確認、コマンドの直打ち、ログ取りも可能。

・色の設定は白・黒スライダーと色相環からピックアップ。6色まで設定出来て下から順に自動でグラデーションされる。カラーコードでの設定やグラデーション範囲の調整は出来ないので、同色で別のモデルを打ち出したいときはカラーピック使うとかしないと駄目でめんどい。(g-code保存が死んでるので色設定を保存できたりするのかは不明)

・ 設定された色により、g-code内のG1コマンドのE数を本体に送るときにc,m,y,k,w,bに置き換えているので、別の制御ソフト使うのは無理ぽい。

・仕様なのかウチのファームウェアが壊れているのか分からないが、スタート時にT1の温度を設定するとT1は変化せずにT0側が設定されてしまう謎現象発生中。M109 T0のすぐ後にM109 T1が送られているのって関係ある?何故かHELPDESK(zendesk使用)も死んでるのでメール送って返答待ち。